AL-Mail FAQ
サーバに接続すると、毎回「××はエラーです」の送信エラーが起こる
AL-Mail 1.22 以前のバージョンでは、オフラインで作成したメールを
mailbox ディレクトリの中の sendmail.spl というファイルに格納していました。
この中に間違った宛先のメールがあると、接続の度にエラーが発生してしまいます。
このような場合は sendmail.spl を削除するか、テキストエディタで間違った部分を修正してください。
AL-Mail 1.30 以降では、AL-Mail の「送信箱」フォルダから、エラーが
発生したメールを直接修正できるようになりました。但し、新しいバージ
ョンを使用する場合も、Ver1.22 以前のバージョンで作成した sendmail.spl は
手作業で修正する必要があります。
「Invalid domain name」というメッセージが出て、送信できない
LAN環境設定ダイアログの「自分のマシン名」が適当でない場合にこのエラーが発生します。「自分のマシン名」には英数字(先頭は英字)による8文字程度までの適当なニックネームを入力してください。'/'や'@'などの記号を使うとエラーになります。
認証コードを入力できない
AL-Mailの認証コードは登録ユーザ名に対するパスワードとなっていますので、
登録ユーザ名、認証コードとも登録時のものを間違えないように入力してください。
特に名字と名前の空白が全角/半角の違いによって入力できないケースが多いです。
間違いを防ぐためには Ctrl+C、Ctrl+V キーによるコピー&ペーストでの入力が有効です。
認証コードがわからなくなった
認証コードは当方で控えを保存しています。もしわからなくなってしまった時は、本人を特定する情報(登録時のメールアドレス、NIFTYのID など)を明記して、naka@imasy.or.jp宛てにメールを送って下さい。
起動時のパラメータの与え方
Windows3.1:
プログラムマネージャにアイコン登録する際に、「アイコン登録内容の変更」画面の「コマンドライン」の項目に、プログラム本体のパスに加えてパラメータを与えてください。
Windows95:
プログラムのショートカットを作成し、プロパティの中でコマンドラインにパラメータを与えてください。
ショートカットアイコンを右ボタンでクリックすると、プロパティの画面を開くことができます。
アドレス帳が使えない
Windows3.1からWindows95にOSをバージョンアップした際などに、アドレス帳ファイルのパスが変更になると従来のアドレス帳が使えなくなることがあります。
この場合、「アドレス帳の設定」の画面でリストボックスに表示されたファイルを「削除」ボタンにより一旦登録を解除し、再度「追加」ボタンにより登録し直すことで復旧できます。
ホストアドレスを取得できない
ホストアドレスを取得できない場合には以下のような原因が考えられますので、確認してみて下さい。
(1) ダイヤルアップ接続が完了していない
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接続が完了していないときにAL-Mailでサーバに接続を試みるとこのエラーになります。接続が完了してから、メールを読み込んでください。
尚、Windows95またはWindowsNTでご使用の場合、拙作の「Dialup Connect for Win32」というツールを使うとAL-Mail
から自動でダイヤルアップ出来るようになります。
(2) DNSの設定が違っている
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DNSとは、ホスト名を16進数のマシンアドレスに変換するためのサーバです。TCP/IP側でDNSのアドレスを設定しておかないとアドレスの変換はできません。Windows95の場合は、ダイヤルアップのアイコンのプロパティの中でDNSの設定を行ってください。
(3) 「LAN環境設定」で指定したPOP3、SMTPサーバ名が違っている
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プロバイダから教えてもらったサーバ名を正しく入力してくだ
さい。大抵の場合は、POP3とSMTPのサーバ名は同一です。
複数のプロバイダで使いたい
2つ以上のプロバイダで使用する場合は、それぞれのプロバイダに対して mailbox を作成する必要があります。AL-Mail 1.22 以降でしたら、専用のセットアッププログラムsetup.exe が付属していますので、これを起動し新規ユーザ登録を行ってください。そして新たに登録したユーザでAL-Mailを起動し、「LAN環境設定」で対応するプロバイダのサーバ情報を設定したあと、「個人の情報として保存する」をチェックしてOKボタンを押します。これで、新しいプロバイダに対してメールのやり取りが可能になります。
また、神谷さんが作成した「AL-Select」というヘルパーソフトを利用すると、一つのmailboxで複数のプロバイダに接続できるようになります。「AL-Select」は「AL-Mail Club Mailing List Page」で紹介されています。
メールの振り分けができない
メールの振り分けがうまく出来ないという場合には、以下の原因が考えられますので確認してください。
(1)各項目で設定した文字列の最後に、余分な空白がついている
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例えば、「移動先フォルダ」の設定が、「保存 」などのようになっていると、うまく振り分けができません。
(2)検索文字列で、部分一致を検索する場合にアスタリスク(*)が使われていない
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例えば、Subjectの一部に「AL-Mail」という単語が含まれた時に振り分ける場合には、検索文字列を「*AL-Mail*」と指定してください。
パスワードの確認でエラーが発生した
「パスワードの確認でエラーが発生しました」とのメッセージが出る場合、以下のような原因が考えられます。
(1) パスワードが違っている
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ここでのパスワードは、メールを読み出すためのパスワードです。もしわからなくなった場合は、プロバイダかネットワーク管理者に相談してください。
(2) ログインネームが違っている
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ログインネームが違っている場合も、パスワード確認時にエラーとなります。ログインネームは「ユーザ環境設定」の User:の項目に設定します。メールアドレスの'@'の左側の部分を入力してください。
(3) サーバでエラーが発生している
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サーバプログラムがロックしていたり、サーバ側のスプールにエラーがある場合にもこのようなエラーとなります。このような場合は、プロバイダかネットワークの管理者に相談してください。
ソケットライブラリをリンクできない
AL-Mailがwinsock.dllを見つけることが出来なかった場合に、このエラーが発生します。
Windows3.1の場合は、autoexec.batの中で、winsock.dllがあるディレクトリにパスを通して下さい。また、almail.exeの実行ディレクトリを、winsock.dllがあるディレクトリに指定してもOKです。
Windows95の場合は、Windows ディレクトリの winsock.dll が何かのプログラムのインストールの際に別のディレクトリに移動されてしまったか、元々TCP/IPのドライバがインストールされていないため、winsock.dll が存在しないなどの原因が考えられます。コントロールパネルのネットワークから追加ボタンを押して、Microsoft の TCP/IP プロトコルをもう一度インストールし直してください。
バージョンアップがうまく行かない
バージョンアップが失敗する場合、大抵は以下のいずれかの原因によります。
・アーカイブを解凍する際に、AL-Mailのディレクトリに直接解凍してしまった
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最新の ALM132.EXE によりインストールする場合は最初に解凍先のディレクトリを聞いてきますが、ここには一時的なディレクトリ(例 c:\tmp)を指定して下さい。
・AL-Mailを終了しないでインストールした
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バージョンアップを行う際には、必ず almail.exe、alsend.exe、alutils.exe を終了してください。
・旧バージョンの dll ファイルが他のディレクトリに残っている
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どこか別のディレクトリに almdata.dll、almsetup.dll、almmsg.dll のファイルが残っているとうまく動作しません。 これらのファイルを検索して、もし他のディレクトリに見つかった場合は削除して下さい。