AL-Mail32 FAQ (Other)
西暦2000年問題について。
AL-Mail の西暦2000年問題ですが、一部の古いメールサーバによって送信された
メールを受信した場合に、AL-Mailでの表示がおかしくなる問題が確認されています。
具体的には、「Date: Mon, 1 Jan 00 12:00:00 +0900」のように Dateフィールドの
年号が2桁で表記されるメールを受信した場合、AL-Mailでの発信日付(または送信日付)
の表示が「1970/01/01」と、実際とは異なる表示になってしまいます。
詳しい内容及び対応につきましてはこちらをご参照ください。
なお、対策済みのバージョンは AL-Mail32 v1.10 以降のバージョン
からになりますので、それ以前のバージョンをご利用されているのでしたらバージョンアップを行ってください。
時間管理の上限について。
AL-Mailでは、送受信日時などの時刻は、世界標準時 (GMT) の
1970年1月1日の 00:00:00 からの経過秒数で表現しています。
この値の管理には32ビットの整数値を使用していますが、
マイクロソフトのライブラリの仕様により、2,147,483,647(7FFFFFFFh)が
上限となっています。
従って、1970年1月1日 00:00:00(GMT)から 2,147,483,648秒が
経過した時点で時刻情報はオーバーフローすることになります。
以上のことから、現バージョンのAL-Mailの有効期限は以下の時刻までと
なっています。
世界標準時
2038年1月19日 03:14:07
日本時間
2038年1月19日 12:14:07
この範囲外の日時のメールを受信した場合は、初期値の値(1970/01/01)で表示されます。
アイコンから復元しても、メールを取り込みません。
不要なサーバへのアクセスを防止するため、アイコンを復元するタイミングでのメール取り込みは廃止いたしました。
必要な時に、郵便ポストのビットマップをクリックしてメールを取り込んでください。
但し、メールの自動到着チェックが行われる設定で、アイコン化している時に新着のメールがあった場合には、
アイコンからの復元時にメールを取り込みます。
Message-ID が異常になります。
1. <199712220825.AA02993@漢字.almail.com> 形式になってしまう場合
- 「ツール」メニューの「オプション」を選択し、「アカウント」のタグで「高度な設定」ボタンを押します。「高度な設定」ダイアログが開きますので、ホスト名のボックスに英数字によるホスト名を記入して下さい。
2. <199712220825.ア6-02993@myhost.almail.com> 形式になってしまう場合
- レジストリエディタを起動し、"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\CREAR\AL-Mail" の "MessageNum" というキーの内容を"AA00000"に書き換えて下さい。
これらの不具合は、Version1.01で対策しました。
MS-OfficeのアンインストールをするとMSIE3.02の mailto: をクリックしたときにAL-Mailを利用できなくなります。
また [オプション] の [プログラム] のメールの設定のリストからもAL-Mailが消えています。
AL-Mail32 Ver1.01 では、プログラムをインストールした時にインターネットエクスプローラから
メールソフトとして選択出来るように、自動的にレジストリの設定を行います。
Officeのアンインストールの際に、レジストリの設定が削除されてしまったようなので、
もう一度 AL-Mailのアーカイブよりインストーラを起動して、AL-Mail32を再インストールして下さい。
この再インストールでは、プログラムの実行ファイルが同じファイルで上書きされますが、
保存したメールなどのデータはそのままで、変更されません。
他のメールソフトからAL-Mail32へ移行したいのですが、いままでのメールは移行できますか?
フリーウェアのメール分割移行「MailExp」(作:野元真一さん) というソフトを利用することにより
AL-Mail32へメールの移行が出来ます。
手順として、
- MailExp を起動します。
- [入力]タブの「ファイル形式」を移行元のメールソフトの形式を選択し、
[出力]タブの「ファイル形式」を「AL-Mail32でテキスト保存形式」にします。
- [纏め 開始] ボタンをクリックして、メール移行用のファイルを作成します。
- AL-Mail32 を起動します。
- メニューより [フォルダ]-[ファイル取り込み] を選択します。
- 「取り込みファイルの選択」画面 が表示されますので
- [セパレータ種類] は「mbox (AL-Mail32)」を指定
- [ファイル名] は、先ほど作成したファイルを指定
します。後は [開く] ボタンをクリックしてファイル取り込みを実行してください。
詳しくは メール分割移行「MailExp」
のホームページをご参照ください。
プラグインやヘルパーアプリという言葉をよく聞くのですが、どういったものですか?
プラグインやヘルパーとは、AL-Mailとは別のプログラムを利用することによって
AL-Mailには実装されていない機能を追加・拡張することが出来ます。
- プラグイン
- AL-Mail の起動時に読み込まれるDLL形式のプログラムです。
( AL-Mail32 v1.10 からプラグイン機能が実装されました。)
- ヘルパーアプリ
- AL-Mailとは別に独立して起動するEXE形式のプログラムです。
また、ユーザの皆さんによって素晴らしいプラグイン/ヘルパーアプリを開発されています(^^)
次にご紹介する Webページにプラグイン/ヘルパーアプリ情報が纏められていますので
そちらもアクセスしてみてください。